Vol.1 パソコンは怖い?

 まだ、コロナ禍に入る前、東京オリンピックのチケットが売り出された時のことをみなさまはご記憶だろうか。

確かチケットの予約は電話ではなく「オンラインのみ」の申込受付だったと筆者は記憶している。

その後コロナ禍に入り、なにかにつけて「オンライン」という言葉があちらこちらで聞かれるようになった。「オンライン会議」

「オンライン飲み会」「オンライン帰省」・・・。

はてさて「オンライン」って何ぞや?と思った方。もしかしたらその方は、このようにも思っているかもしれない。

「そろそろパソコンくらいできたほうが良いかも」と。

パソコンに縁がなかった方、あえてパソコンを避けてきた方、スマホがあるからいいやと思っていた方・・・

今までパソコンを触ることなくきた方は、いろいろな経緯から今の状況になっているものと思われるが、そういった方も

パソコンの必要性を感じつつあるのではないだろうか。事実、コロナ禍以降当校にも初心者の方が来られるケースが

増えてきている。

 初心者の方がパソコンに対して持っている印象はおおよそ下記のとおりだろう。

「なにか間違った操作をすると、大変なことになるのでは・・・」

「画面に出てくるメッセージが専門用語だらけでよくわからない」

嫌悪感や拒否感、恐怖心が入り混じったような感情かもしれない。そう思われるのは無理もない。今世の中で使われて

いるパソコンの基本的な仕組みは、ほとんど外国の会社で作られたものである。そのため、パソコンで使われる用語も

元は外国語(英語)である。それを日本語に置き換える際、大半の言葉はカタカナになる。これでは頭に入ってこない

のはある意味当然である。

 また、パソコンは親切なようで不親切である。パソコンで何らかの操作をした場合、メッセージが表示されることはよくある

ことだが、その内容が専門用語だらけでわかりづらいことが多々ある、というのも否定できない。メッセージの意味が

わからなければ恐怖心を抱くのも当然である。

 でも、ご安心を。最初こそとっつきにくさはあるが、まったくパソコンを触ったことがない方でも、一つ一つの項目を

丁寧に学習していけば、パソコンは誰でも使えるようになる。いつの間にか操作をすることに対する恐怖心もなくなり、

「楽しさ」まで感じるようになるだろう。

 「そろそろパソコンくらいできたほうが良いかも」とは思っているものの悩んでいる方は是非とも一歩踏み出して

お近くのパソコン教室へ足を運んでみてほしい。そうすれば、きっとこう思うに違いない。「もっと早く来ればよかった」と。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。